しゃべらない営業か
しゃべらない営業
私の目指す方向性は、そこかな。
ものを作るということは、それを売ることも必要になる。
私の性格からすると、作るだけで良いのなら、最低限食べていけるのなら給料が低くても、その仕事を選ぶ。実際、土方で食べていけるのであれば、悪くないどころか、良い選択肢だとも思う。
誰も私に言うわけでもなければ、期待してるわけでもないのだろう。でも、私がここに居ることの価値は、流れを変える役割を担うことだと思ってる。
従来通りの多数の農家がやっている兼業農家でやっていくのも悪くはない選択肢なのだろう。そもそも、一昔前の米を作っていた人達は、米つくりの手が空く時には、出稼ぎにいっていた。それが、機械化が進み、多くの作業もそれほどの時間はかからなくなった。そして、車が使えるようになり、町の仕事と兼業しながら、米つくりが出来る時代になった。科学の発展により、出稼ぎが兼業に変わっていった。ましてや、金額面では、兼業の仕事による稼ぎの方が、大きい。
そして、仕事は町にあり、田んぼは山の中にあるという状況で、どちらに拠点を置くかとなった際に、利便性、子供や年老いた親達の都合も考慮した結果、町に住み、山に田んぼをするために通うということを選ぶ人も増えた
その上で、私が鵜川で暮らし、米を作るということを含めて生計を立てるということは、町での仕事と兼業する部分があったとしても、米作りを主軸においた生計の立て方が望ましいといえる。つまり、それなりの面積の米作りを行い、たくさん作った分だけ、売ることについても考える必要がある。経営的に見ると、大部分を農協に下ろしてる限りは、赤字にはならない程度である。ましてや、子供を育てるほどの稼ぎは作れない。
自分で売り口を探すということは、世の中では、営業とよばれる仕事をしなければならない。しかし、私は、どうやったって、人前で意気揚々と話すなんてことはないだろう。であるならば、しゃべらなくて良い営業の方法を考えることに焦点を置いたほうが、良いのだろう。主には、得意な人(企業)に利益が出る形でやってもらうか、如何にwin-winの仕組みとなる方法を考えるかを考えていくことになる。
冬は、これらの方法を考え、実践していく時期になるのだろう。
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