よく通った道
よく通った道
大学時代の内の4年間、ボランティアサークルの活動として、10箇所以上の地域を駆け巡る週末。その中でも、年10回以上通った道。長岡から柏崎、そして、柏崎の市街地から、鵜川方面へ向かう353号線。
大学を4年で卒業出来ずに留年し、鵜川で暮らしながら農業研修を始めつつ、大学に通って1年。
就職率ほぼ100%を誇る大学を卒業した上で、鵜川に行くと選択をする以上、多くの時間を鵜川で過ごせる生き方をすることにした。もし、ただ家を鵜川に置きながら、生計を立てるならば、たくさんの選択肢もあるが、そのやり方は面白くない。
大前提として、出来る限り、在学中から関わってきた地域に遊びにいける範囲内に居たいというのもあった。関わってきた地域に行くということは、私にとっては、遊びにいくのと同義。だから、大学時代に友達と遊んだという記憶もあまりない。
今も会いたい人がいるところには、用事もないのに顔を出す。
物理的に遠いところは、ついでで近くの用事がなければ、行ってられなくなったけれども。
今は、選択した道の途中にいる。表書きは、一人の農家として独立し、農業をやりながら、地域の行く末を模索してる。先のことを考えれば、予測できないことばかりだけど、若さゆえの根拠のない自信か、どうにかなると思ってる。
歩き続けてる道の途中、この先どんな展開が訪れるのだろう。