だぁ~すけでのソバの製粉方法
3月16日にソバ打ち体験の受け入れがあるので、そのためのソバの製粉
ついでに、だぁ~すけでのソバの製粉方法を公開
私自身のメモも兼ねてます。
だぁ~すけのソバ製粉所です。
山花の一角です。
機械としては、製粉機とふるい機の2台構成ですね。
製粉機は、國光の「万能機 ニューこだま号NK型」です。価格は12万6千円。(味噌用ユニットも付属)
電動フルイ機は、Kankoの「電動フルイ機 SN-A」です。値段は9万5千円
玄ソバにフルイその1をかけて、ゴミを落とします。
事前に、石抜き機にかけて、大きめの石を取り除いてますが、取りきれない土の塊か石があるので、取り除きます。
計量
約5キロ計っています。(容器は約400g)
製粉第1段開始
製粉機に玄ソバ投入
荒さのつまみを最大に荒い状態から、1回転~1回転半回して、起動。
製粉されたソバが、電動フルイ機に流され、フルイかけられます。
フルイにかけられたソバは
下の容器にたまります。
ここに貯まるのが、使えるソバ粉
下に貯まったソバ粉は、容器がいっぱいになったら、別の容器に移します。
残った方
フルイにかけられて残ったのは、この2箇所に分けられます。
二つのうち、こっち側は、ほとんど殻ですが、まだソバ粉になる粉もたくさんあります。
なので、手動のフルイその2
にかけて取っておきます。
殻は、畑にまいて肥料にするため、米の紙袋にでもとっておきます。
米農家ですから、使い古しも含めて米の紙袋は、たくさん持ってます!
フルイにかけ終わるとこんな感じ。
もう一方
二つに分けられたうち、こっち側は、とりあえず、そのまま残しておきます。
第1弾の終わりには、これぐらい貯まります。
製粉第2弾開始
第2段は、先ほど、手動のフルイにかけたこの残り
もう一度、製粉機へ
ここでは、荒さのつまみを、”一番細かい状態”から半回転と45度緩めます。
受け皿1
ほぼ殻のみ。これも同様に、畑の肥料にするため米袋へ。
受け皿2
第1弾のと同じです。
ちなみにここまでは、1番粉と呼ばれるソバ粉です。
約2.4kg(容器分約400gを引いてます。)
ここまでで1時間強です。
製粉第3弾開始
第1弾と第2弾で貯まっていたこちらをもう一度製粉
製粉機へ
荒さのつまみは、”一番細かい状態”から半回転と15度緩めます。
フルイにかけて落ちたものが、2番粉。
落ちなかったものは、全て畑行き。澁江が食べる野菜は、ソバでできてる説
そうしてできたソバ粉の総計は、約3.2kg(容器分400g引いてます)
第2弾が終わった時点の1番粉のみの状態が、約2.4kgでしたから、約800gの2番粉が出来ました。
出来た約3.2kgのソバ粉を手動のフルイその3にかけます。
こちらは50のフルイ
※50とは、1インチあたりの目数の数のことです。数字が大きくなるほど、穴が細かくなります。
ちなみに50のフルイにかけると畑行きになるのは、極少々で、50~100g程度です。
出来上がり
1kgづつ袋詰めして終了。
約5kgの玄ソバから、3.2kgのソバ粉の完成です。
玄ソバのうち、6割程度しかソバ粉が出来ないわけですね。
出来たものは、冷凍庫に入れて保存
5キロの玄ソバだと、約1時間半のサイクルで回していけます。
ただし、所要時間は、機械の具合に大きく作用されます。
湿気が高いと、製粉機で粉詰まり、そのたびに製粉機の掃除をする必要があります。
今回は、調子がよくて、一回も詰まりませんでした。
2日間で3サイクル回して、9キロ強のソバ粉出来ましたとさ。
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