「一人の人間として自立すること」
「一人の人間として自立すること」
私の人生のテーマだと思っている。
思えば、幼少期には既にまずいなと思っていて、成長するにつれて、避けては通れない問題点があった。
私は、自立する能力が、明らかに足りなかった。
2人兄弟の弟として生まれたが、幼少期は兄に頼って、過ごしていた子供だった。幼少期は、幼少期なりに、今のままではまずいのだろうなぁとうっすらと、頭ではわかっていた。それでも、小中学校までは、兄のおかげで必要以上に自立性の低さを意識することなく、過ごせていた。しかし、成長するにつれ、兄に頼るわけにはいかなくなってくる。その決定打となったのが、高校進学であった。高校からは、兄と違う学校に通うことになった。
兄を通して、既に弟の私がいるということ知っている人がいなくなる環境。それが高校生活だった。当時の私は、事前情報を知っている人としか、ろくにコミュニケーションを取ることができなかった。
見方を変えれば、人生の転機だったのだろう。向き合うべき問題と向き合う時がきたのだ。
正直なところ、高校時代は、苦しかった。毎日2,3時間程度の予習と復習じゃ追いつけない授業。コミュニケーションもろくに取れないから、友達も作れない。どうにかして、ここで楽しく過ごしたいと望んでいた。それからだった。生き方の試行錯誤が始まった。
高校時代に、生き方の試行錯誤をした結果、方向性が定まった。一人の人間として自立できる人間になりたい。困ってる人を見かけたら、迷わず助けられる人間になりたい。そのために強くありたい。大学時代は、その定まった生き方を体現する期間となった。
ボランティアサークルに所属したのも、定めた生き方ゆえだったのだろう。そのボランティアサークルでの活動を通して、価値観の違う多くの人に触れる。生き方を具現化する後押しとなった。大学4年、大学卒業も、見えてきたとき、生き方を実際の社会で具現化していく必要が出てくる。社会の一員になるという過程をとおして、社会の中で、生き方を体言するのである。結果は、自分で作った伝を頼りに、限界集落に移住し、農業から始めるという選択になった。
自立して生きる。そのことが、一番求められる生き方になると思っている。
「一人の人間として自立すること」今、私が思う人生のテーマである。
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